仏頂面なクロップの傍らで涙… 試合後の“明暗写真”をプレミア公式が公開「苦渋と感無量」
リバプールはサウサンプトンに0-1で敗戦 ハーゼンヒュットル監督は試合直後に歓喜で泣き崩れる
日本代表MF南野拓実が所属するリバプールは現地時間4日、プレミアリーグ第17節でサウサンプトンと対戦し0-1で敗れた。昨季王者が今季2敗目を喫したなか、プレミア公式インスタグラムはユルゲン・クロップ監督とラルフ・ハーゼンヒュットル監督の“明暗”を映し出した写真を投稿している。
昨季圧倒的な強さで30年ぶりのリーグ優勝を果たしたリバプールは現在首位に立っているものの、第15節ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン戦に1-1、第16節ニューカッスル戦に0-0で引き分け、年末年始の連戦で足踏みを強いられている。一方、サウサンプトンも直近4試合で3分1敗と白星を挙げられていなかったが、試合前の時点で7勝5分4敗と上位を窺う位置につけていた。
4試合ぶりの勝ち点3を狙ったリバプールだったが、前半2分にいきなりビハインドを背負う。自陣右サイドで与えたFKから、相手FWダニー・イングスにネットを揺らされ、あっさりとサウサンプトンに先制点を献上。一方、自慢の攻撃陣は沈黙が続き、2試合連続の無得点で0-1と破れ、3試合連続の未勝利となった。この結果、1試合消化の少ないマンチェスター・ユナイテッドに勝ち点「33」で並ばれ、上位7チームが勝ち点4差の中にひしめき合っている。
そんななか、プレミア公式インスタグラムは、試合直後の両指揮官の姿を写真で投稿。「苦渋と感無量」との文章を添え、勝利に泣き崩れるハーゼンヒュットル監督と敗戦に強張った表情を浮かべるクロップ監督が並んだワンシーンに注目していた。ハーゼンヒュットル監督にとって、リバプール相手の勝利が特別な瞬間であったことが窺えるワンシーンとなった。
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