“2冠王者”川崎、技巧派ボランチを補強! 名古屋からブラジル人MFシミッチの獲得発表
名古屋で2シーズン活躍した左利きMFを完全移籍で獲得
2020年シーズンのJ1リーグと天皇杯を制した川崎フロンターレは6日、名古屋グランパスからブラジル人MFジョアン・シミッチを完全移籍で獲得したことを発表した。
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ブラジル出身で現在27歳のシミッチは、母国のサンパウロ、イタリアのアタランタなどでのプレーを経て2019年に名古屋に加入。1シーズン目から32試合2得点の成績を残すと、昨季も主力として24試合1得点とチームの3位躍進、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権獲得に大きく貢献したが、来日3年目に向けた今オフにJリーグ王者川崎への移籍という決断を下した。
シミッチは名古屋を通じて、「いろんな人と出会うことができ、皆さんのおかげでプロサッカー選手として大事な経験をすることができました。グランパスのユニフォームを着てプレーできたことを光栄に思っています」とのコメントを発表。一方、加入する川崎を通じては「この偉大なクラブで新しいチャレンジができることをとても嬉しく思います。素晴らしいサッカーで多くのタイトルを獲得している川崎フロンターレでプレーすることにモチベーションが高まっています。チームに貢献できるように、そして期待に応えられるように全力を尽くします」と決意を口にしている。
シミッチは左利きの技巧派ボランチで、昨季限りで現役を引退した元日本代表MF中村憲剛の後釜候補として、Jリーグと天皇杯を制した2冠王者での活躍が期待される。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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