アーセナル“戦力外”エジル、MLSクラブと交渉開始? アパレルブランドの“全米拡大”など好条件オファー
エジルがD.C.ユナイテッドと移籍交渉を開始か
アーセナルで戦力外となっている元ドイツ代表MFメスト・エジルがアメリカ1部メジャーリーグサッカー(MLS)のD.C.ユナイテッドと移籍交渉を開始したようだ。英メディア「フットボール・ロンドン」が報じた。
エジルはミケル・アルテタ監督の構想外となっており、今季はプレミアリーグとUEFAヨーロッパリーグの出場登録メンバーからも外れたことで出場機会がなかった。一時チームが降格圏目前まで転落した際には待望論が噴出したが、今季限りで契約満了となることから移籍の噂は絶えなかった。
移籍先にはトルコのフェネルバフチェなども浮上していたが、記事によればエジルは現在MLSのD.C.ユナイテッドと交渉中だという。D.C.ユナイテッドはエジルが手掛けるファッションブランド「M10」の全米拡大や、エジルの所有するコーヒーショップ「39ステップコーヒー」を本拠地スタジアムのアウディ・フィールドに出店するなどビジネス面での待遇もオファーに含めているという。
また、エジルの代理人を務めるエルクト・ソグト氏がD.C.ユナイテッドの幹部であるサム・ポーター氏と良好な関係を築いているという。ポーター氏は2018年に元イングランド代表FWはウェイン・ルーニー獲得に大きな影響を与えた人物とされている。
アーセナルでは辛酸をなめたエジル。ルーニーに続く新たなチームの顔としてアメリカの首都ワシントンへ渡ることになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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