堂安、ブンデス「月間ベストルーキー候補」選出 “トップ10”入りの攻撃スキルを高評価
昨年12月の月間ベストルーキー候補に 「状況はさらに良い方向へ進んでいる」
ブンデスリーガの公式サイトが発表した昨年12月の月間ベストルーキー候補に、ビーレフェルトの日本代表MF堂安律がMFライアン・セセニョン(ホッフェンハイム)、FWサイラス・ワマンギトゥカ(シュツットガルト)とともに選ばれた。
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今季開幕前にPSVアイントホーフェンからビーレフェルトにレンタル移籍で加入した堂安は、2日に行われた14節ボルシアMG戦(0-1)を含めて、ここまでリーグ戦全試合に先発出場し、2ゴール2アシストをマーク。2008-09シーズン以来12季ぶりにブンデスリーガに戻って来た昇格組のビーレフェルトで、攻撃の牽引役として活躍している。
同サイトは、「堂安は12月の4試合でシュートへのパスを24本中14本決めており、その数ではブンデスリーガのトップ10に入っている」と、チャンスメイクの場面でチームに大きく貢献していた事実を高く評価している。
さらに、「右サイドでプレーするようになって以来、彼にとって状況はさらに良い方向に進むようになっている」として、1対1の局面でのドリブル成功数16回(31回中)、守備でのデュエル勝率53%、1試合平均の走行距離11km、1試合平均のスプリント数28回といったデータを紹介しながら、同選手が12月中は継続して質の高いパフォーマンスを披露していたと分析している。
堂安については、ビーレフェルトのウーベ・ノイハウス監督も、「彼はいつも1対1の場面で突破することができるし、フィニッシュの精度も高い。そういった場面をこれからはもっと見せてほしい」と称賛。すでにチームにとって欠かせない存在になっており、ドイツでのさらなる活躍が期待できそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)