C大阪、FW松田力を完全移籍で獲得 双子の兄・陸とプロ入り後初の共闘「お間違えのないよう…」
昨季J2甲府で36試合4得点、兄の陸も同日にC大阪との契約更新を発表
セレッソ大阪は5日、ヴァンフォーレ甲府からFW松田力を完全移籍で獲得することを発表した。同日にはC大阪に所属する双子の兄・DF松田陸が契約更新を発表しており、プロ入り後初めて同クラブで兄弟揃ってプレーすることになった。
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大阪出身で現在29歳の“松田ツインズ”は、ともに立正大淞南高校からびわこ成蹊スポーツ大学に進み、2014年に兄の陸がFC東京、弟の力が名古屋グランパスに加入し、Jリーガーとなった。プロ入り後は陸が16年からC大阪でプレーする一方、力はジェフユナイテッド千葉、アビスパ福岡、ヴァンフォーレ甲府と渡り歩き、兄弟が同じチームでプレーすることはなかった。
だが弟の力が、昨季甲府でJ2リーグ36試合4得点を記録したことでC大阪が獲得に動き、C大阪で6年目を迎える兄の陸とプロ入り後初めて同じユニフォームを身にまとうことになった。
力はC大阪を通じて「小さい頃から見ていた地元クラブの一員になれることを大変嬉しく思います。自分のプレーを発揮し、いち早くチームに馴染み、セレッソがタイトルを獲れるように貢献したいと思います。
セレッソサポーターのみなさんには見慣れた顔がもう一人増えますが、お間違えのないよう、よろしくお願いします」と地元への帰還に喜びのコメント。一方、同日に契約更新が発表された陸も、「今シーズンから弟の力がセレッソ大阪に加入することが決まりました。夢であった兄弟で一緒にプロの世界でプレーする願いがこのチームで叶ったこと、とても嬉しく思います」と、兄弟揃ってプレーできることの喜びを語っている。
新シーズンのC大阪で、“松田ツインズ”の活躍は注目を集めそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)