「ブラジル人が決定的な存在」 FC東京のルヴァン杯制覇に海外注目「4人のマーカーから脱出」
FC東京はルヴァン杯決勝で柏レイソルを2-1で撃破 レアンドロとアダイウトンがゴール
FC東京は4日、ルヴァンカップ決勝で柏レイソルに2-1で勝利し、2009年以来となる3度目の優勝を達成した。そうしたなかブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」は、「柏レイソルとの決勝における東京の勝利で、ブラジル人が決定的な存在だった」と伝えている。
ルヴァン杯決勝は昨年11月に開催される予定だったが、柏で新型コロナウイルス感染のクラスターが発生したため1月4日に開催が延期され、大会史上初めての年越しに。今季を締め括る一戦として、両チームともに3度目のルヴァン杯制覇を狙い激突した。
試合は前半16分、左サイドを突破したレアンドロが切れ味鋭いドリブルでカットインすると、相手守備陣を置き去りにしながら右足を一閃。ゴール右隅へと流し込んでFC東京が先制する。しかし、同45分にCKのこぼれ球を相手MF瀬川祐輔に押し込まれ、同点とされた。
その後は一進一退の展開となったが、後半29分、途中出場のFWアダイウトンが値千金の勝ち越し弾を決め、これが試合を決する決勝ゴールとなった。ブラジル人コンビの活躍で、FC東京が2009年以来となる3度目の優勝を達成。長谷川健太監督の下で初のタイトル獲得となった。
そんななか「グローボ・エスポルチ」は、「柏レイソルとの決勝における東京の勝利で、ブラジル人が決定的な存在だった」と取り上げ、特にレアンドロの先制点については「4人の相手マーカーから脱出」と称賛を送っていた。FC東京の守備陣は、Jリーグ得点王とMVPを受賞した相手FWオルンガを完封し、攻守において上回ったと言えそうだ。
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