セレソンの10番が「フットボール・リークス」の新たな餌食に

　サッカー専門の暴露サイト「フットボール・リークス」が、バルセロナとブラジル代表FWネイマールの間で結ばれている契約書の内容を公開し、試合出場数や各大会でタイトルを獲得した際の“ボーナス”を明らかにしている。

　フットボール・リークスは欧州各国のサッカークラブと選手間で結ばれた契約内容を次々と暴露している。この数カ月間での“被害者”は、レアル・マドリードのMFハメス・ロドリゲスやMFギャレス・ベイルの詳細な契約内容、マンチェスター・ユナイテッドのプレミアリーグ優勝ボーナスなど枚挙にいとまがない。そして今回このサイトの餌食となったのは、バルセロナが誇る「MSNトリオ」の一角であるネイマールだった。

　計14ページにわたる文書によると、2013-14シーズンから5年契約でバルセロナの一員となったネイマールは、4590万ユーロ（約58億円）の“最低賃金”が保証されている。それに加えて、UEFAチャンピオンズリーグ（CL）での実績をすべて満たせば、計850万ユーロ（約13億円）のボーナスがつく模様だ。

　インセンティブ契約は5つに細分化されている。例えば「プレーするしないにかかわらず、試合に招集された場合」は各10万ユーロ（約1250万円）、「ネイマールが契約期間中に公式戦の60％以上でプレーした場合」は106万2500ユーロ（約1億3000万円）といった試合出場の条件が結ばれている。