本田にとっては2年半で5人目の監督に…

　日本代表FW本田圭佑らミランの選手は、”鬼軍曹”と呼ばれる厳しい態度で選手をしごき、17歳の守護神ジャンルイジ・ドンナルンマらを見出すなど、若手育成にも手腕を発揮していたミハイロビッチ監督を支持していた。

　本田は2014年1月のミラン加入後、マッシミリアーノ・アッレグリ氏、クラレンス・セードルフ氏、フィリッポ・インザーギ氏、そしてミハイロビッチ監督に続き、約2年半の間で早くも5人目の指揮官を迎えることになる。ベルルスコーニ会長主導による、あまりに性急な監督人事で迷走を続けるミランには、3シーズン連続で欧州カップ戦出場権を喪失する危機が迫っている。かつての輝きを取り戻したい名門だが、しばらくの間は暗黒時代が続きそうだ。

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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images