「ビンテージ・アーセナル」 ベンゲル時代を彷彿…鮮やかなパス交換からの“ゴラッソ”を現地絶賛「見事」
アーセナルはWBA戦で4-0と快勝! サカが挙げた2点目に現地注目
アーセナルは現地時間2日のウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)戦を4-0で快勝し、リーグ戦3連勝を飾った。ゴールラッシュのなかでもチーム2点目となるFWブカヨ・サカの得点は「ベンゲル時代の思い出を呼び起こす」華麗なパスワークだったと現地メディアから称賛されている。
雪が降る中でキックオフを迎えた一戦。アーセナルは前半23分にスコットランド代表DFキーラン・ティアニーが個人技で突破して先制ゴールをマークし、ゴールラッシュの口火を切った。
そして1-0で迎えた同28分、アーセナルは自陣のスローインからリスタートし、ゆっくりとパスを繋ぎながら相手陣内へ持ち込む。右サイドでDFエクトル・ベジェリンからMFエミール・スミス=ロウへ渡ったところで一気にギアを上げると、FWサカ、FWアレクサンドル・ラカゼットとリズミカルにパスを交換。ペナルティーエリア内に走り込んだスミス=ロウへ再びボールが渡ると、最後は右からの折り返しをサカが押し込んで追加点となった。
この鮮やかなパスワークから生まれたゴラッソを英メディアも称賛。英紙「ザ・サン」は「一連の流れはアーセン・ベンゲル時代のアーセナルの思い出を思い起こさせた」と伝えれば、英衛星放送局「BTスポーツ」のツイッターでは「ビンテージ・アーセナルだ!素晴らしいチームの動きをブカヨ・サカが完成させた。見事なゴールだ」と絶賛した。
スコアラーとなったサカも「最高のチームゴールだ。ラッキーなことに僕が最後に押し込んだ。こういうゴールは大好きだ」と自画自賛した。黄金時代をほうふつとさせるパスワークに選手たちも手応えを感じているようだ。
11月から12月にかけてリーグ戦7試合勝利なしと低迷していたアーセナルだが、これでリーグ戦3連勝。暫定で11位まで浮上した。