高校選手権ベスト16決定! 青森山田、東福岡、市立船橋ら伝統の“優勝経験校”が3回戦進出

全国高校サッカー選手権2回戦の結果【画像:Football ZONE web】
全国高校サッカー選手権2回戦の結果【画像:Football ZONE web】

昌平は京都橘に2-0勝利、前回4強の矢板中央と帝京長岡も接戦制す

 第99回全国高校サッカー選手権は2日に首都圏8会場で2回戦が行われ、ベスト16が決定した。

 前回大会でベスト4に入った都道府県の代表校であるシード校や、抽選により2回戦からの出場になったチームが大会初戦を迎え、前回準優勝の青森山田(青森)は、16回目の出場となった伝統校の広島皆実(広島)を2-0で下した。前半は硬さが見られたが、後半に2年生“10番”のMF松木玖生とMF安斎颯馬がゴールした。

 前回ベスト4の矢板中央(栃木)は徳島市立(徳島)とPK戦にもつれ込む激闘となったが、辛くも初戦を突破。同じく前回大会で準決勝まで勝ち進んだ帝京長岡(新潟)は、湘南ベルマーレ内定のMF平岡大陽を擁する履正社(大阪)との接戦を2-1で制した。

 優勝経験校では、東福岡(福岡)が作陽(岡山)に2-1で競り勝ち、富山第一(富山)も日本文理大附(大分)を2-1で下した。山梨学院(山梨)は、鹿島学園(茨城)を1-0、市立船橋(千葉)は那覇西(沖縄)に1-0と、それぞれ接戦を制した。

 前評判が高く鹿島アントラーズ内定のMF須藤直輝とMF小川優介を擁する昌平(埼玉)は、初戦で6得点の京都橘(京都)に2-0で快勝。前回大会は静岡学園が優勝した激戦の静岡県大会を制した藤枝明誠は、新田(愛媛)との初戦に3-2で勝利した。

 16強が激突する3回戦は、連日開催となり3日に4会場で行われる。高校サッカー選手権で最も難しい2日間とも言われる連戦を乗り越え、どのチームが準々決勝に進出するかが注目される。

 2回戦の試合結果は以下のとおり。

京都橘(京都) 0-2 昌平(埼玉)
学法石川(福島) 1-1(PK3-4) 創成館(長崎)
市立船橋(千葉) 1-0 那覇西(沖縄)
関東第一(東京B) 1-1(PK6-7) 神戸弘陵学園(兵庫)
近江(滋賀) 0-1 神村学園(鹿児島)
富山第一(富山) 2-1 日本文理大附(大分)
堀越(東京A) 1-1(PK4-3) 大社(島根)
丸岡(福井) 4-1 大手前高松(香川)
藤枝明誠(静岡) 3-2 新田(愛媛)
山梨学院(山梨) 1-0 鹿島学園(茨城)
仙台育英(宮城) 3-0 宮崎日大(宮崎)
履正社(大阪) 1-2 帝京長岡(新潟)
矢板中央(栃木) 1-1(PK6-5) 徳島市立(徳島)
作陽(岡山) 1-2 東福岡(福岡)
帝京大可児(岐阜) 2-0 明徳義塾(高知)
広島皆実(広島) 0-2 青森山田(青森)

(FOOTBALL ZONE編集部)



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