昌平が小見&平原のゴールで2-0快勝 1回戦で6発大勝の京都橘は攻撃陣が沈黙

先制点を決めた新潟内定の昌平高校FW小見洋太【写真:河合 拓】
先制点を決めた新潟内定の昌平高校FW小見洋太【写真:河合 拓】

1回戦で劇的勝利の昌平、前半2ゴールで逃げ切る

 第99回全国高校サッカー選手権は2日に首都圏8会場で2回戦の試合を行い、浦和駒場スタジアムの第1試合は地元埼玉代表の昌平が、京都橘(京都)に2-0で勝利した。

 12月31日の1回戦で、鹿島アントラーズへ入団内定しているMF須藤直輝とMF小川優介を擁する昌平は、高川学園(山口)に2点先行される苦しい展開を追いついてPK戦で勝利。また、京都橘(京都)は松本国際(長野)に6-0で大勝してこの2回戦へ進出していた。

 前半から昌平がテクニカルなサッカーを展開して敵陣に相手を押し込むと前半20分、MF平原隆暉がペナルティーエリア内にドリブルで切り込んだところを倒されてPKの判定。これをFW小見洋太が決めて先制に成功。さらに4分後には平原が自ら決めて、2-0とリードを広げた。

 京都橘は自陣に押し込まれ、来季J1昇格の徳島ヴォルティス入りが内定のFW西野太陽にロングボールを蹴り込む苦しい状況になったが、後半も半ばになると厚みのある攻撃を見せられるようになった。

 しかし、反撃のゴールを奪うには至らず、2回戦でも屈指の好カードという評判だったゲームは、このまま昌平が勝利して3日の3回戦に進出した。

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