「川崎が2021年の初王者」 “世界最速優勝”に海外注目「シルバーコレクターは過去の名称」
川崎が天皇杯決勝でG大阪を 1-0で撃破し初優勝 ブラジルメディアも注目
川崎フロンターレは1日、天皇杯決勝でガンバ大阪に1-0で勝利しクラブ史上初制覇を果たした。これまでリーグ戦、ルヴァンカップを制していた川崎はこれで国内三大タイトルをすべて手中に収めることになったが、海外メディアも「川崎が2021年の初王者」と取り上げている。
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新型コロナウイルスの影響により変則開催となった2020年シーズンの天皇杯は、準決勝からの出場となったJ1上位2チームが勝ち上がり国立競技場での決勝で顔を合わせた。両者は川崎が2シーズンぶりにJ1王者に輝いた試合、リーグ第29節で対戦しており、この時は川崎がG大阪を5-0で粉砕していた。
天皇杯決勝が現役ラストゲームとなる元日本代表MF中村憲剛がベンチスタートとなるなか、試合は序盤から川崎が怒涛の攻め込みを見せ、G大阪が耐える展開に。そして0-0で迎えた後半10分、ゴール中央でFWレアンドロ・ダミアンが前線にスルーパスを供給すると、裏に抜け出したMF三笘薫がゴール左隅に流し込んで均衡を破った。
結果的にこの一撃が決勝点となったが、ブラジルメディア「グローボ・エスポルチ」は「川崎が2021年の初王者」と見出しを打ち、川崎が世界で最も早くタイトルを獲得したチームとして取り上げた。また、「4年間で4つのタイトル。シルバーコレクターは過去の名称だ」と、常勝軍団への飛躍も指摘している。
また、アルゼンチン紙「LA NATION」は「2021年初ゴールは三笘だった。日本時間では15:50、アルゼンチン時間では3:50のゴールとなった」と説明している。川崎の栄冠に、海外メディアも注目していた。
(FOOTBALL ZONE編集部)