レアル中井卓大の”類似選手”は? 伊メディア、日本の逸材MFに注目「熟練したプレーメーカー」
「トゥットメルカートウェブ・コム」が中井を紹介、類似選手にMFホアキン・コレアをピックアップ
スペインの名門レアル・マドリードの下部組織に所属するMF中井卓大は、今季からフベニールB(U-18相当)に所属している。昨年10月、トップチームのトレーニングに招集されたことで多くのメディアで注目されたなか、イタリアメディアはその才能に改めて注目し、類似選手として1人の選手を挙げている。
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“ピピ”の愛称で知られている中井は、2013年に9歳でレアルの下部組織に入団。加入後から順調に昇格し、今季からフベニールB(U-18相当)に所属しているが、昨年8月に開催されたフベニールA(U-19相当)の選手が出場するUEFAユースリーグに“飛び級”で登録された。
昨年10月の国際Aマッチウィーク中には、レアルは代表選手が多く在籍するためトップチームの人員が不足。それに伴い、ジネディーヌ・ジダン監督は中井をトップチームのトレーニングに招集し、ブラジル代表DFマルセロや元フランス代表FWカリム・ベンゼマらも参加したゲーム形式の練習映像はスペイン大手紙「AS」などを中心に多くのメディアに取り上げられた。
同じレアルの保有選手である日本代表MF久保建英(ビジャレアル)とともに、有望株として国内外で注目されているなか、イタリアのサッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」が中井に注目。タレントを紹介する企画記事において「日本のメッシはレアル・マドリードでプレーする」と見出しを打ち、これまでのキャリアや英紙「ガーディアン」での特集企画「2003年生まれの有望選手60人」のリストに入ったことなどに触れている。
同メディアは中井について「彼はセントラルMFであり、優れたボールコントロールを持つ技術的に熟練したプレーメーカーである。明らかに若い年齢を考えると、まだ物理的な観点から成長しなければならない」と指摘。そのうえで、選手の特徴を踏まえた類似選手として、ラツィオのアルゼンチン代表MFホアキン・コレアを挙げた。
レアルの下部組織で成長を続けている中井。ドイツ移籍専門サイト「トランスファーマルクト」では「レアルのトップチームに昇格し得る才能の1人」と称された日本の逸材を、伊メディアは188センチの長身ながらも高度なテクニックを持つ26歳MFとイメージを重ねていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)