冨安健洋、2020年の「欧州5大リーグ日本人選手MVP」に選出 “鉄壁”のデータとは?
リーグ戦出場試合数、インターセプト、デュエル、空中戦回数で日本人選手トップを記録
ボローニャの日本代表DF冨安健洋は、イタリア挑戦2年目の今季も存在感を示している。そのなかで、データ分析会社「オプタ」は、日本人選手トップクラスの成績を評価し、独自に2020年の「欧州5大リーグ日本人選手MVP」に選出している。
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日本代表の次世代DFリーダーとして期待を背負う冨安は、アビスパ福岡の下部組織で育ち、2015年にトップ昇格。18年にベルギー1部シント=トロイデンに移籍し、昨季からボローニャで主力として活躍している。今季はここまでリーグ戦14試合1ゴールを記録。不慣れな左サイドバックでの起用にも対応しているなか、現地時間12月23日のセリエA第14節アタランタ戦(2-2)では、技ありのチップキックから今季初ゴールを決めた。
スペイン、イングランド、イタリア、ドイツ、フランスの欧州5大リーグでは、日本人選手も多く活躍するようになったが、データ分析会社「オプタ」は、自社データを基に2020年の「欧州5大リーグ日本人選手MVP」を選出。リーグ戦出場試合数(31)、インターセプト(58回)、デュエル(303回)、空中戦数(128回)が日本人選手最多で、空中戦勝率がセリエAで120回以上空中戦を記録しているDF登録選手の中ではリーグトップの60.2%を記録している冨安に同賞を贈り、「鉄壁」と称している。
2020年にはセリエAの名門ACミランが獲得に興味を示したと報じられるなど、世界的にも存在感を増した冨安。21年にどんな成長を遂げるのか、楽しみだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)