U-21日本代表主将に就任の大島が“口下手”を告白 「しゃべるのは得意じゃない」
「プレーは集中してやりたい」
韓国・仁川で行われるアジア大会に臨むU-21日本代表のキャプテンに就任した川崎MF大島僚太が主将の必須スキルとも言えるコミュニケーション能力の問題を自ら告白した。
「しゃべるのはやっぱり得意じゃないです……。とにかく、プレーは集中してやりたい。攻撃守備の前に、まずは気持ちでやりたいと思います」
12日午後、韓国入り後初となる練習を終えた大島はこう語った。
サッカー界では日本と長らくライバル関係にある韓国での大会。しかも、日韓関係が悪化している現状で、14日のクウェート戦の行われる仁川フットボールスタジアムは“完全アウェー”となる可能性もある。主将にはどんな状況でも周囲を落ち着かせるような鼓舞やコーチングを期待したいところだが、フロンターレでもレギュラーを張るテクニシャンはプレーでモノを言うタイプと自任しているようだ。
この日は羽田空港からの出国便が2時間40分も遅れるアクシデントに巻き込まれたが、「(手倉森)監督がいつも柔軟性を大切にと言っているし、練習もしっかりできたから大丈夫です」と淡々と話し、いきなりの“洗礼”にも動じる様子を見せなかった。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
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