なでしこ猶本光、“悔しさ露わ”…皇后杯決勝のロッカー室“裏側”写真を公開 「もやせ!ゴミも心も!」
絶妙スルーパスでゴールを演出した猶本光が公式インスタグラムを公開
なでしこリーグ(日本女子サッカーリーグ)1部浦和レッズレディースは今季のリーグ戦女王に輝いた。二冠を狙って日テレ・東京ヴェルディベレーザと皇后杯決勝(12月29日)に臨んだが、激闘の末に3-4で競り負けて準優勝。6回目の決勝進出で悲願の初優勝に手が届かなかった。なでしこジャパン(日本女子代表)MF猶本光は公式インスタグラムを更新し、悔しさを吐露しつつ、ロッカールームでの“ゲキ”も写真で明かした。
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ベレーザとの決勝戦では、浦和が前半9分にFW菅澤優衣香が決定機でシュートをゴールポストに当て、2分後に失点。その後も前半のうちにFW高橋はながゴール前の至近距離でシュートを放つビッグチャンスがあったものの、これもゴールポストを直撃。そして、前半終了間際に追加点を奪われた。さらに前半の半ばには、スピードあふれる突破が魅力のDF清家貴子が負傷交代してしまう。
後半は2トップがベレーザ最終ライン背後のスペースで躍動。高橋と菅澤の連続ゴールで、後半24分の時点で2-2の同点に追いついた。しかし、その4分後に失点して再びビハインドを背負うと、後半41分にMF猶本光からの絶妙なスルーパスを途中出場のFW安藤梢が決めて同点としたが、2分後に再び失点。さすがに3回目の同点劇は生まれず、そのまま敗戦となった。
二冠にあと一歩届かず、猶本は公式インスタグラムを更新。ロッカールームでの集合写真を公開するとともに、悔しさを吐露した。
「残念だけど、みんな頑張った チームとしてこれだけやれたことに誇りを持って、また次に進みたいと思います。 今日もスタンドを見た時、たくさん赤いユニフォームを見れて、本当にパワーになりました!! 1シーズン応援していただき、ありがとうございました」
2枚目にはごみ袋を止めるガムテープに「もやせ!ゴミも心も!」と書かれている一枚を投稿。ロッカールームでも思わぬところの“ゲキ”に一致団結した様子を明かし、来季に向けて覚悟を新たにしたようだ。