プレミア初制覇へ驀進中のレスター監督が男泣き 「皆さんと一緒に夢を…」と熱い声援に感謝

感無量も「我々はまだ向上する必要がある」

 欧州各国のメガクラブを率いてきたラニエリ監督だが、これまでは不振のチームを立て直すために招聘されることが多く、“修理屋”という異名をつけられた。しかし今季から就任したレスターでは、選手それぞれの特徴を最大限に生かす指導スタイルで躍進を支えている。

 感無量の表情を浮かべたラニエリ監督だが、今後について問われると「我々はまだ何も成し遂げていないんです」とクギを刺しつつ、こう続けた。

「冷静になって、強くソリッドなチームを継続しなければならない。今日の試合でもいくつかのミスを犯している。我々は良くなかった部分を見つめ直して、向上する必要があるんです」

 勝って兜の緒を締めたラニエリ監督。プレミア首位の風格が漂いつつあるチームは、この言葉を胸に奇跡の初制覇へのビクトリーロードを突っ走ることができるだろうか。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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