「エメリは最大の敵となった」 久保の不遇にレアル専門メディア注目、ヘタフェ移籍は「最善策」
ビジャレアルで出番を失う久保、ヘタフェ移籍の可能性に熱視線「恩恵をもたらすだろう」
ビジャレアルの日本代表MF久保建英は、リーガ・エスパニョーラ直近3試合で出場機会を得られず苦しい状況が続いている。1月の退団がスペインメディアで噂され、ヘタフェ移籍の可能性も浮上しているが、保有元であるレアル・マドリードの専門メディアは、ビジャレアルを率いるウナイ・エメリ監督を「久保にとって最大の敵」としながら、ヘタフェ移籍が「最善策」と指摘している。
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久保は昨季、レンタル先のマジョルカで35試合4得点と活躍。今夏に保有元のレアルからビジャレアルへ期限付き移籍を果たし、スペイン2年目を強豪クラブで戦う決断を下した。しかしエメリ監督の信頼を勝ち取れず、UEFAヨーロッパリーグでは5試合に先発して1ゴールも、リーガでの先発はわずかに2試合で無得点。直近3試合連続で出番なしに終わるなど、序列の低下が顕著となっている。
レアルは久保の現状に不満を抱いているとされ、1月に別のクラブへの再レンタルを検討しているとスペインメディアでは報じられている。そして移籍先の有力候補に挙げられているヘタフェのアンヘル・トーレス会長は、スペインラジオ局「オンダ・セロ」の番組「El Transistor」のインタビューで、「クボは(ヘタフェに)来たがっている」と加入の可能性を示唆していた。
こうした状況を受けて、レアル専門メディア「Defensa Central」も「ヘタフェのトーレス会長は、マドリードとの作戦を明らかにした」と見出しを打ち、「久保にとってエメリは最大の敵となった。エメリの手で失敗に追い込まれ、彼は自信を保てていない。レアルは、ヘタフェが“日本の真珠”にとって最善策となる新天地と見なしている」と取り上げている。
ヘタフェは現在14位に低迷しているが、過密日程の中でチームの消耗が問題点として浮かび上がっており、記事では「右ウイングとセントラルMFを必要としている」と指摘。「久保の到着はヘタフェに恩恵をもたらすだろう」と、右ウイングを主戦場とする久保の獲得はヘタフェの強化にマッチしていることを強調していた。
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(FOOTBALL ZONE編集部)