大迫勇也、今冬“Jリーグ復帰”の可能性に独メディア言及 「日本ではスーパースター」
ブレーメンの収入減が関係か 「東京五輪開催」も重要なポイントと指摘
ブレーメン所属の日本代表FW大迫勇也について、ドイツメディアからは年明け1月にも同選手が日本のクラブに移籍する可能性があるとの報道が出ている。
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今季の大迫は、ヘルタ・ベルリンとのリーグ開幕戦(1-4)に先発し、低調なパフォーマンスのために前半終了後に交代を命じられて以降はチーム内でレギュラーの座を失い、出場機会が減少。日本代表で担っているセンタフォーワードのポジションではなく中盤やトップ下で起用されることが多く、個人成績もリーグ戦10試合出場ノーゴール1アシストにとどまっている。
思うような結果を出せていない大迫の現状が、移籍話に拍車をかけているようだ。ブレーメンの地元メディア「ダイヒシュトゥーベ」は、「無観客試合による収入減を補うために、ブレーメンは来年1月か夏に選手を売却して移籍金を得る必要がある。そのことについて、ミロト・ラシツァの他にユウヤ・オオサコのことも注目すべきポイントの一つとなっている」と、クラブの現状とそれによって大迫の去就が重要なテーマになっていると指摘。さらに「我々が得ている情報によれば、彼はこの冬にも母国へ帰るかもしれない」と、日本のクラブへ移籍する可能性もあると伝えている。
同紙は大迫について、「日本ではスーパースターの1人であり、彼に対する日本の各クラブの関心は高い」と日本で高い評価を得ていることを紹介し、「来年の夏に東京でオリンピックが開催されることも重要な点だ。大迫は3人のオーバーエイジ枠候補の1人と目されている。オリンピックに向けてしっかりと準備するために、早い段階で日本に帰るというのも有意義なことかもしれない。新型コロナウイルスの影響による渡航制限のため、現在オオサコが日本代表のためにプレーすることは非常に難しくなっている」と、今冬に日本へ復帰するメリットについても解説している。
欧州では、年明け1月2日から2月1日まで移籍市場が解禁となる。大迫の去就を巡る報道は、すでにブレーメンに関する主要なトピックスの一つとなりつつあるが、1月中にはこれがさらに過熱していくことになるかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)