神様ジーコと思い出の“日本車” ミニチュアカーと笑顔の2ショットに反響「なんてクール」
1981年トヨタカップMVPの副賞セリカを母国で愛用 ミニチュアカーを受け取ったと公式SNSで報告
Jリーグ鹿島アントラーズの礎を築くなど日本サッカーの発展に尽力し、“神様”と称される元ブラジル代表MFジーコ氏が自身の公式インスタグラムを更新。1981年トヨタカップ(クラブワールドカップの前身)でMVPを受賞した際に副賞として贈呈された愛車、トヨタ・セリカのミニチュアカーとの笑顔の2ショットを公開している。
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卓越したテクニックと得点力を誇ったジーコ氏は、母国の名門フラメンゴで長年プレーし、ブラジル代表としても1978年、82年、86年とワールドカップに3度出場。セレソンの10番を背負ったスーパースターは、91年に鹿島の前身である住友金属に加入し、“常勝軍団”の礎を築いて94年に引退した。日本代表監督などを経て、現在は鹿島のテクニカルディレクターを務めている。
そんなジーコ氏は住友金属に加入する前、日本で“世界一”に輝いている。1981年の第2回トヨタカップで、ジーコ氏は南米代表フラメンゴの一員として来日。欧州代表のリバプール(3-0)と激突したなか、ジーコ氏は全3ゴールの起点となり、2アシストの活躍を披露してMVPを受賞した。この時の副賞として贈呈されたのが、トヨタ・セリカだった。
ジーコ氏はこの車を気に入り、母国に持ち帰って長年愛用。今年5月にも愛車の写真がインスタグラムに投稿されていたが、今回はそのミニチュアカーが制作され、「私がトヨタのレプリカナンバー1を受け取った」と綴り、“2ショット”を投稿した。
コメント欄には現役時代のジーコ氏への称賛とともに、「私はオリジナルをよく知っている」「セリカGT、私はそれが好きです」「なんてクールなんだ」「大切にしているのですね、宝物です」など、長年愛用した車に対するコメントも寄せられていた。Jリーグ、そして日本代表の歴史を語るうえでジーコ氏の功績はあまりにも大きいが、サッカー以外の面でも日本との繋がりは深いようだ。