長谷部誠、ブンデス”古参”イレブンに選出 レバンドフスキ、ノイアーも…独メディアが功績称賛
「FUSSBALL.NEWS」がベテラン戦士11人に選定 「リベロのルネッサンスを主導」
今季のブンデスリーガではノルウェー代表FWアーリング・ブラウト・ハーランド(ドルトムント/20歳)やリーグ最年少得点記録を樹立したU-20ドイツ代表FWユスファ・ムココ(ドルトムント/16歳)のような若手の活躍はもちろん、ベテランプレーヤーたちの奮闘も目立つ。そんななか、ドイツメディアは「“オールディー”イレブン」と題し、国内リーグで活躍するベテラン戦士11人を選定。リーグの古参プレーヤーの1人として、フランクフルトの元日本代表MF長谷部誠が選出されている。
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長谷部は2008年1月に浦和レッズからヴォルフスブルクに加入し、08-09シーズンにはリーグ優勝を経験。その後、ニュルンベルクを経て14年にフランクフルトに移籍し、主力としてプレーを続けてきた。昨季にはブンデスリーガでのアジア人最多出場記録を更新した。36歳を迎えた今季は、ブンデス現役最年長選手に。熟練のプレーで健在ぶりを示し、リーグ戦ではここまで9試合に出場している。
長谷部以外にも、今季のブンデスリーガではベテラン戦士が多数プレー。先日、FIFA年間最優秀選手賞を初受賞した32歳のロベルト・レバンドフスキ(バイエルン・ミュンヘン)を筆頭に奮闘ぶりが目立つなか、ドイツメディア「FUSSBALL.NEWS」は「“オールディー”イレブン」として30歳以上の11選手を選定しており、その1人に長谷部も名を連ねている。
記事では「日本人の長谷部誠は近年のリベロのルネッサンスを主導した」と称えられ、一時は絶滅したとも言われていた「リベロ」のポジションで存在感を示してきた功績を指摘。「夏にはキャリアの終わりを迎える可能性がある」とも綴られ、37歳を迎える来季の動向にも触れていた。
今回の11人に、レバンドフスキ、マヌエル・ノイアーらブンデスリーガを代表する名手とともに選ばれた長谷部。改めて、ドイツでの偉大なキャリアが示される形となった。
「FUSSBALL.NEWS」が選定した11人は、以下の通り。
■GK
マヌエル・ノイアー(バイエルン/34歳)
■DF
長谷部誠(フランクフルト/36歳)
ウカシュ・ピシュチェク(ドルトムント/35歳)
ニクラス・モイサンデル(ブレーメン/35歳)
■MF
ペテル・ペカリーク(ヘルタ・ベルリン/34歳)
オスカル・ヴェント(ボルシアMG/35歳)
クリスティアン・ゲントナー(ウニオン・ベルリン/35歳)
ゴンサロ・カストロ(シュツットガルト/33歳)
マックス・クルーゼ(ウニオン・ベルリン/32歳)
■FW
アントニー・モデスト(ケルン/32歳)
ロベルト・レバンドフスキ(バイエルン/32歳)
(FOOTBALL ZONE編集部)