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ダービー男だ! ドルトムント香川がシャルケ戦で芸術ループ弾で華麗に先制点ゲット!
昨年11月のシャルケ戦に続く、ダービー連弾で今季7得点
ドルトムントの日本代表MFは香川真司が148回目の伝統の一戦「ルールダービー」で輝きを放った。10日に行われた敵地シャルケ戦での後半4分、芸術的なループシュートでチームに先制点をもたらした。
「小さな魔法使い」とドイツメディアに名付けられた男が突如魔法を披露した。後半4分。香川は中盤で前を向くと、前線に走り込んだMFライトナーへ縦パスを送る。ライトナーは倒れ込みながらリターンパスをつなぐと、香川はGKの動きをよく見て、ダイレクトでループシュートを放つ。美しい弧を描いてネットを見事に揺らした。リーグ戦では前節のブレーメン戦に続く、2試合連続ゴールで今季7得点目に伸ばした。
香川は昨年11月8日に行われたホームでのシャルケ戦(3-2)でも先制ヘッドを決めており、ダービー戦で2戦連発となった。香川はドルトムントの加入1年目の2010-11シーズン、この伝統のダービーマッチで世界屈指の名手、ドイツ代表GKマヌエル・ノイアー(現バイエルン・ミュンヘン)を擁するシャルケから2得点を奪う大活躍を見せ、ドイツ中にその名を知らしめた。そして、ドルトムントサポーターの心のアイドルとなっていた。
この日は欧州リーグ8強リバプール戦を含め、トーマス・トゥヘル監督は大幅にメンバーを入れ替えていた。控え組で出番となった香川は意地を見せつけ、まさに「ダービー男」と呼ぶに相応しい活躍ぶりを披露した。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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