「悪夢は続く」 コウチーニョ、再びの負傷離脱をスペイン紙報道「新たな不運なシーズン」
29日のエイバル戦で負傷交代 10月のハムストリング負傷に続き、再度の離脱へ
バルセロナのブラジル代表MFフィリペ・コウチーニョに新たな試練だ。現地時間29日に行われたリーガ・エスパニョーラ第16節エイバル戦(1-1)に途中出場したコウチーニョだったが、試合終了直前に負傷交代を余儀なくされた。スペイン紙「マルカ」は「悪夢は続く」との見出しで負傷のニュースを報じた。
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コウチーニョは2018年1月にバルセロナに加入するも定位置確保には至らず、昨季はドイツ王者のバイエルンに1年間の期限付き移籍。UEFAチャンピオンズリーグ優勝で自信をつけて復帰し、レギュラー定着を目指す勝負のシーズンを迎えている。
しかし、そんなコウチーニョが負傷の連鎖に苦しんでいる。エイバル戦では後半21分にMFミラレム・ピャニッチとの交代でピッチに立ったが、同45分には味方へパスを出した際に左膝を痛め、ピッチに倒れ込んで立ち上がることができなくなった。プレー続行不可能となり、コウチーニョはスタッフの肩を借りながら退場した。
10月にはハムストリングの負傷で数試合を欠場していたコウチーニョ。ロナルド・クーマン監督は新たな負傷の程度については「まだ分からない」と語っているが、FWアンス・ファティやDFジェラール・ピケらに続いて新たに負傷者リスト入りする可能性がある。現在暫定6位と不調のチームにとっては大きな打撃となることは間違いない。
「マルカ」は「コウチーニョにとっては救済のシーズンになるように見えたが、新たな不運なシーズンへと変わっている」とブラジル代表MFに訪れた悲劇について報じた。バルセロナでの試練はまだ続くことになりそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)