プレミア“2020年ベストイレブン”を英メディア選出 王者リバプールに次ぐ2人を輩出したのは?
リバプールから最多4人を選出 アストン・ビラからも2人が名を連ねる
イングランド・プレミアリーグの2020年は、リバプールの30年ぶりリーグ優勝という大きなトピックが生まれた。20-21シーズンもリバプールが首位を走り、その強さを印象付けるなか、英メディアは2020年の「チーム・オブ・ザ・イヤー」と題してベストイレブンを選出。まさに今年の“顔”と言うべき顔ぶれが並んでいる。
19-20シーズンのリバプールは首位を独走し、30年ぶりのリーグ優勝を達成。プレミアリーグ創設後は初となる戴冠を経て、今季も15試合を終えた段階で勝ち点32の首位に立っている。
リバプールの存在感が際立つ1年となったなか、英メディア「GIVE ME SPORT」は「プレミアリーグのチーム・オブ・ザ・イヤー」と見出しを打ち、2020年のベストイレブンを選出。この1年を象徴する選手たちにスポットライトを当てている。
リバプールからは最多4人が選出された。イングランド代表DFトレント・アレクサンダー=アーノルド、オランダ代表DFフィルジル・ファン・ダイク、スコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソン、エジプト代表FWモハメド・サラーはいずれも各ポジションで高いパフォーマンスを維持していただけに、妥当な人選と言えるだろう。
一方で、リバプールに続く2人を輩出したのは意外にもアストン・ビラ。今季は昇格2年目で上位に食い込む躍進を見せており、アルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネス、イングランド代表MFジャック・グリーリッシュの2選手が選ばれた。マルティネスはアーセナルに所属していた19-20シーズンのFAカップ優勝に貢献したことも加味されての選出となっている。
その他にはバーンリーで出色のパフォーマンスを続けるイングランド代表DFジェームズ・タルコウスキ、マンチェスター勢の中盤を支えるポルトガル代表MFブルーノ・フェルナンデス、ベルギー代表MFケビン・デ・ブライネが並ぶ。前線にはサラーに加え、現在進行系で得点王を争っているレスター・シティの元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディ、トッテナムの韓国代表FWソン・フンミンといった名だたるストライカーたちが選ばれていた。
「GIVE ME SPORT」が選出した2020年のプレミアリーグベストイレブンは以下のとおり。
GKエミリアーノ・マルティネス(アストン・ビラ/アルゼンチン代表)
DFトレント・アレクサンダー=アーノルド(リバプール/イングランド代表)
DFジェームズ・タルコウスキ(バーンリー/イングランド代表)
DFフィルジル・ファン・ダイク(リバプール/オランダ代表)
DFアンドリュー・ロバートソン(リバプール/スコットランド代表)
MFブルーノ・フェルナンデス(マンチェスター・ユナイテッド/ポルトガル代表)
MFケビン・デ・ブライネ(マンチェスター・シティ/ベルギー代表)
MFジャック・グリーリッシュ(アストン・ビラ/イングランド代表)
FWモハメド・サラー(リバプール/エジプト代表)
FWジェイミー・ヴァーディ(レスター・シティ/元イングランド代表)
FWソン・フンミン(トッテナム/韓国代表)
(FOOTBALL ZONE編集部)