元英代表FW、チェルシーの“64億円ストライカー”を酷評 10戦無得点「何一つ貢献できなかった」

チェルシーで思うような活躍ができていないFWティモ・ヴェルナー【写真:AP】
チェルシーで思うような活躍ができていないFWティモ・ヴェルナー【写真:AP】

アーセナル戦で前半のみの交代となったヴェルナーに苦言

 チェルシーは26日にプレミアリーグの第15節でアーセナルと対戦し、リーグ戦7試合未勝利だったアーセナルに1-3と完敗した。この試合に先発出場したドイツ代表FWティモ・ヴェルナーは、見せ場を作ることなくハーフタイムで交代を強いられた。チーム全体が低調だったものの、元イングランド代表FWアラン・シアラー氏はチェルシーのストライカーを酷評している。英メディア「メトロ」が報じている。

 この試合、前半にPKと直接FKから2失点を喫したチェルシーは、後半11分にもイングランド代表FWブカヨ・サカに追加点を決められ、0-3と一方的にリードを広げられた。試合終盤にイングランド代表FWタミー・エイブラハムが1点を返したが、注目を集めたビッグ・ロンドン・ダービーで1-3の惨敗を喫している。

 今季4敗目を喫し、28日現在8位まで順位を下げたチェルシー。チーム全体が低調なパフォーマンスだったため、シアラー氏は「彼らには創造性が欠けていた。85分まで、枠内シュートがなかった。インテンシティも、推進力も、アタッキングサードでのクオリティも欠いていた。数人のアタッキングサードでのプレーは、フランク(・ランパード監督)にとって気がかりだろう」と、自身の見解を述べた。

 そして、さらに今夏の移籍市場で4750万ポンド(約64億円)の移籍金で加入しながらも、この試合を終えて10試合連続ノーゴールとなったストライカーに苦言を呈した。

「ハーフタイムで引っ込められたヴェルナーは、前半のうちに何一つチームに貢献できなかった。一度か、二度、まともなポジションに入ったくらいだ。アーセナルは選手をボールの後ろに入らせて、難しい状況を作り出した。堅固なアーセナルは、チェルシーに何もさせなかった」

 試合後、ランパード監督も選手たちを激しく批判したが、夏に大型補強を敢行したチェルシーは、この敗戦から立ち直ることができるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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