浦和、日本代表DF西大伍ら計4選手を獲得 同日には5選手が退団で“激動の1日”に
神戸からDF西大伍の加入が決まり、MF田中達也、MF明本考浩、GK塩田仁史も獲得
浦和レッズは12月28日、ヴィッセル神戸から日本代表DF西大伍の移籍加入を発表。他にも3選手の獲得が発表された。
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現在33歳の西は、2006年にコンサドーレ札幌でデビュー。2010年にアルビレックス新潟でプレーし、翌年からは鹿島アントラーズで右サイドバックを中心にプレーした。リーグ優勝やFIFAクラブワールドカップの準優勝、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)の優勝も経験している。そして、19年から神戸に2シーズン在籍。日本代表でも2試合の出場経験を持つ。
西は浦和を通じて、「今まで相手チームにいながらも感動を覚え、熱くさせてもらいました。そんな声援を受けられよう、まだまだ成長を続けます。共に闘えることを楽しみにしています」とコメントを発している。
また、同日に浦和は大分トリニータで今季8ゴールを記録したMF田中達也の獲得を発表。かつて浦和でプレーし、現在は新潟でプレーするアタッカーと同姓同名で話題になるが、浦和を通じ「浦和レッズは、自分と同姓同名で小さい頃から憧れ続けている田中達也選手がプレーしていたクラブで、ここでプレーできることを心から光栄に思っています。自分の武器は、ドリブルとスピードですので、ゴールにつながるようなプレーやみなさんにワクワクしてもらえるようなプレーを見せたいと思います」と意気込みを語った。
そして、J2の栃木SCからはMF明本考浩とGK塩田仁史の加入を発表。明本は「浦和レッズという偉大なクラブの一員になれることができて、とても光栄に思います。先輩方が築いてきた浦和の誇りに恥じぬよう常に全力で闘いたいと思います」とし、塩田は「伝統あるチームでプレーする機会をいただき、ありがとうございます。自分の出来ることを精一杯やり続け、勝利を目指してがんばりたいと思います」とコメントした。
浦和はこの日、今季チームでプレーした選手に関して5選手の他クラブへの移籍を発表し、それまでにもMFエヴェルトンとMFマルティノスの退団が発表されていた。一方で、この日の4人に加えてこれまでにも2選手の移籍加入が発表されており、大学卒業世代、高校卒業世代からもそれぞれ2人の新加入が決定。リカルド・ロドリゲス新監督が指揮をする来季に向け、大きな選手の入れ替えが行われている。
(FOOTBALL ZONE編集部)