G大阪FWアデミウソンの契約解除処分を発表 10月に接触事故に酒気帯び運転が発覚
示談は成立するも…28日付で契約解除が決定
ガンバ大阪は28日、道路交通法違反(酒気帯び運転、報告義務違反)の容疑で捜査されていたFWアデミウソンが、警察による事情聴取が終わり、示談が成立したことを発表した。その結果を受け、12月25日に臨時取締役会を実施し、日本サッカー協会統一選手契約書の契約条項に基づき、アデミウソンを契約解除処分とすることをあわせて発表した。
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アデミウソンは10月26日、大阪・茨木市内の高速道路(近畿自動車道内)で自身が運転する自動車が追い越し車線を走行中、左前側ボディーを走行車線を走る自動車と接触させたが、本人は認識しないままクラブハウスに到着。その後、大阪府警察本部交通部・高速道路交通警察隊から道路交通法違反(酒気帯び運転、報告義務違反)の容疑で任意同行を求められた。そしてアルコール検査の結果、基準値を超えるアルコールが検出され、謹慎処分が決定していた。
アデミウソンが28日付けで契約解除が決定。「日本サッカー協会統一選手契約書」 第9条 クラブによる契約解除①(3)刑罰法規に抵触する行為を行ったとき(5)クラブの秩序風紀を著しく乱したときに違反するとされた。小野忠史社長は以下のようにコメントしている。
「このコロナ禍において厳しい環境の中、ガンバ大阪を応援していただいているサポーター・ファンの皆様、パートナー企業の皆様、ホームタウンの皆様、JリーグやJクラブの皆様、そしてスポーツに関わる多くの皆様に大変ご迷惑をおかけしたことを心よりお詫び申し上げます。今回の事件をクラブとして厳粛に受け止め、吹田警察署にご協力を頂き交通安全講習会の開催やJリーグによるeラーニングの再受講等、クラブ全員で再発防止に向けた取組みを実施致しておりますが、クラブ全体でコンプライアンス徹底を継続的に取り組み、信頼回復に努めて参ります」
(FOOTBALL ZONE編集部)