名古屋、浦和の元日本代表MF長澤を完全移籍で獲得 ACL優勝経験者の強力補強「歴史あるクラブに…」
浦和のMF長澤が来季ACLに出場する名古屋へ完全移籍で加入
浦和レッズは28日、元日本代表MF長澤和輝が浦和から名古屋に完全移籍することを発表した。
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長澤は専修大学在学中の2013年末にブンデスリーガのケルンと契約し、ドイツでプロデビュー。その後、2016年に浦和と契約して1年間はJ2のジェフ千葉へ期限付き移籍してプレー。17年から浦和でプレーした。
浦和での在籍中には、ドイツでプレーした経験を生かしたフィジカルの強さで特にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の戦いで活躍。17年にはシーズン後半からクラブでレギュラーを掴むと当時の日本代表を率いたバヒド・ハリルホジッチ監督に高く評価されて日本代表でもデビューした。セントラルハーフをメインに右サイドハーフでもプレーする長澤は浦和でJ1通算92試合出場7ゴールの実績を残した。今季は大槻毅監督の指揮下で副キャプテンにも指名された。
浦和を通じて長澤は「なかなか試合に絡めなくてもアピールし続けた練習、ACLで優勝して浦和の街でサポーターのみなさんと喜びを分かち合った夜、苦楽を共に過ごしたチームメート、個性たっぷりの監督たち、裏方でレッズを支えるクラブスタッフとの円陣。このクラブの価値である熱いサポーターとの日々を振り返ると感謝と感動の二つの言葉が浮かびます。浦和レッズのため闘ってきました。次会うときは浦和レッズを倒すために闘うことになります。再会を楽しみにしています。ありがとうございました」とメッセージを発した。
また、名古屋を通じては「この歴史あるクラブに加入出来ることを嬉しく思います。精一杯グランパスのために戦います。 よろしくお願いします!」としている。
今季のリーグ戦を3位で終えた名古屋は、天皇杯の結果により、来季のACL本大会出場権を獲得しているだけに、そのアジアの舞台で躍動した実績を持つ長澤の獲得は期待のできる補強になったといえそうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)