「相手守備4人を打開」 リバプールFWマネの超絶ゴールに英注目「最高級の胸トラップ」

WBA戦で先制点を決めたリバプールFWサディオ・マネ【写真:AP】
WBA戦で先制点を決めたリバプールFWサディオ・マネ【写真:AP】

リバプールはWBAに1-1のドロー マネが相手守備陣を攻略する先制点

 リバプールは現地時間27日、プレミアリーグ第15節でウェストブロムウィッチ・アルビオンと対戦し、1-1と引き分けた。圧倒的に押し込みながらも勝ち点1にとどまる痛手となったが、英メディアはセネガル代表FWサディオ・マネが華麗なボールコントロールから決めた超絶ゴールに注目している。

 前節クリスタル・パレス戦(7-0)で先発を飾り、リーグ初ゴールを記録した日本代表MF南野拓実は今節ベンチスタートに。首位に立っているリバプールは負傷者を多数抱えながらも現状のベストメンバーをピッチに送り込むと、絶対的な強さを誇る本拠地アンフィールドで序盤から怒濤の攻め込みを見せ、前半12分に先制点を奪う。

 WBAはフィールドプレーヤー10人全員が自陣でブロックを形成し、相手守備陣がスペースを埋め尽くす渋滞が起きていたが、高い位置でボールを保持したDFジョエル・マティプが鋭い浮き球をゴール前に放り込む。それをマネが巧みな胸トラップで相手マークを置き去りにし、右足のボレー弾をゴール左に突き刺した。

 英サッカー情報サイト「CAUGHT OFFSIDE」は「マティプの見事なパスから、マネが最高級の胸トラップを披露した」と見出しを打ち、「マティプは50ヤード(45メートル)を離れたスペースを見出し、素晴らしいパスで相手守備4人を打開した。マネは巧みな胸トラップし、ハーフボレーでネットを揺らした」と説明している。

 リバプールはその後も試合をコントロールするも、一瞬の隙を突かれ、後半37分に同点弾を与えてしまい、ホームで手痛いドローに終わってしまう。それでも、ゴールから遠ざかっていたマネが2戦連続でゴールを奪っていることはチームにとっても好材料なのは間違いないだろう。

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