ユベントス、“10億円超”MLS米人DF獲得か EU圏外枠問題の解決策は?
FCダラスDFブライアン・レイノルズが今冬の欧州移籍市場“目玉”に
米メジャーリーグ・サッカー(MLS)のFCダラスに所属するアメリカ人DFブライアン・レイノルズが、欧州の冬の移籍市場で話題になっている。イタリア王者ユベントスが獲得に乗り出していることをイタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。
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19歳のレイノルズは185センチの長身を持ちながらしなやかなプレーとスピードの持ち主で注目を集めている。特に攻撃能力の高さが注目で、リーグではサイドバックでプレーする機会もあるが、サイドハーフやウイングとしての獲得を狙う欧州クラブもあるという評判だ。
その中で最初に獲得に関するうわさがあがったのは、イタリア・セリエAのローマだった。今季からアメリカ企業フリードキン・グループが経営に乗り出しているだけに、MLSからアメリカ人選手の有望株を獲得することには可能性があるとされた。
一方で、そのローマを超えて獲得に近づいたのがベルギーの名門クラブ・ブルージュだという。レイノルズ獲得に700万ユーロ(約8億4000万円)のオファーを準備して獲得に近づいたとされるが、そこで900万ユーロ(約10億8000万円)を投じての獲得に乗り出したのがユベントスだという。ユベントスでは今季からアメリカ人MFウェストン・マッケニーが加入し、出場機会を得てプレーしている。
一方でユベントスはすでにEU圏外の選手枠が埋まっている。そのため、レイノルズを今冬の獲得から同リーグのカリアリへ期限付き移籍させ、来夏に正式な獲得にする流れをもくろんでいるという。そして、ユベントス、カリアリ、選手サイドの代理人による三者会談がセッティングされたとした。
近年、アメリカ人選手は欧州でも存在感を大きくしつつある。MLSでも将来性が期待されるレイノルズは、いきなり欧州のトップクラブへと加入することになるのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)