「重要なステージに突入」 南野、“勝負の日程”を英強調「感銘を与えるチャンス到来」
プレミアはボクシング・デーに突入「契約した理由を示し始めた南野にとって極めて重要」
リバプールの日本代表MF南野拓実は、現地時間19日のプレミアリーグ第14節クリスタル・パレス戦(7-0)で待望のリーグ初ゴールを決めた。目に見える結果でアピールに成功したが、リバプール専門メディアは「タクミ・ミナミノがリバプールのキャリアで重要なステージに突入し、感銘を与えるチャンスが到来している」と記し、“大事な時期”だと強調している。
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今年1月にザルツブルクから加入した南野は、今季勝負の2シーズン目を迎えたなか、新加入のポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタが得点を量産する大ブレイクで序列を下げていた。しかし、負傷者が続出している状況でインサイドハーフとしての出番が増加。クリスタル・パレス戦では久しぶりに3トップの一角に入ると、前半3分にネットを揺らして起用に応えた。
そんななか、リバプール専門メディア「リバプール・コム」は「タクミ・ミナミノがリバプールのキャリアで重要なステージに突入し、感銘を与えるチャンスが到来している」と見出しを打ち、「リバプールの生活はスロースタートとなったが、最高の状態に戻るための軌道に乗り始めている兆候を示している」と取り上げている。
「別のリーグにいた選手が新しい国に移るのは難しいことだが、圧倒的なプレミア王者で、CLをも制覇したチームと契約するのは、どの選手にとっても適応するのは大変なことだ。ミナミノの才能は明らかであり、これまではリバプールのスタイルに適切な方法でフィットさせる期間にすぎなかった。2020年は誰にとっても困難な年であり、ミナミノはプレミア王者での生活に慣れることは容易ではなかった」
本領を発揮し始めた南野に対しては、「次の数週間、数カ月は、リバプールが契約した理由をようやく示し始めたミナミノにとって極めて重要だ。今日から来月まで8試合を消化するが、どこかでこの日本代表が中心的な役割を担うことになるだろう。それが今日のWBA戦か? そうでなければ、数日後のニューカッスル戦、サウサンプトン戦になるだろう」と過密日程のなかで再び先発に抜擢される機会が巡ってくると強調している。
プレミアリーグは年末年始にかけてボクシング・デーに突入し、選手層の厚さが物を言う時期となる。負傷者を抱えているリバプールには余裕がないだけに、南野にとって勝負の日程に差し掛かっている。
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(FOOTBALL ZONE編集部)