川崎が天皇杯決勝に進出! 秋田との“王者対決”で2-0勝利 二冠と初優勝に王手

天皇杯決勝進出を決めた川崎フロンターレ【写真:高橋学】
天皇杯決勝進出を決めた川崎フロンターレ【写真:高橋学】

川崎は天皇杯準決勝で秋田と対戦 三笘と田中碧のゴールで決勝進出

 川崎フロンターレは27日、天皇杯準決勝でブラウブリッツ秋田と対戦し、2-0で勝利を収めた。MF三笘薫とMF田中碧のゴールで決勝へ進出。天皇杯初優勝、そして国内二冠に王手をかけている。

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 J1王者とJ3王者の対決となった一戦は川崎の本拠地である等々力陸上競技場で行われた。今季限りで現役引退を表明しているMF中村憲剛にとってはホームラストゲームとなるが、ベンチスタートとなった。試合は序盤から川崎が果敢に攻め込むも、28試合無敗でJ2優勝を果たした秋田の堅守に苦しむ。

それでも、0-0で迎えた前半39分に川崎が均衡を破る。MF家長昭博の縦パスを前線でFWレアンドロ・ダミアンが収めてMF大島僚太へ渡すと、間髪入れずにペナルティーエリア左へとスルーパス。抜け出した三笘が巧妙なステップワークからゴール右隅へと流し込み、先制点を奪った。

 前半45分には田中碧がペナルティーエリア手前から右足の強烈なミドルシュートを放つも、これはバーに直撃。それでも、川崎がシュート10本を放ったのに対し、秋田は0本と、J1史上最速優勝を達成した貫禄を見せつける形で前半を折り返した。

 後半は川崎が落ち着いた試合運びを見せ、後半27分には途中出場のFW小林悠が家長のスルーパスから決定機を迎えるも、相手GKの好セーブに阻まれる。それでも、同38分に田中がペナルティーエリア手前から直接FK弾を叩き込み追加点。試合は2-0で終了し、天皇杯初優勝、そして国内二冠に王手をかけた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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