インテルMFエリクセンの新天地候補にPSG浮上 トッテナム時代の恩師と“再タッグ”結成か
ポチェッティーノ新監督就任で、アーセナルを含めた2クラブが有力と伊メディア指摘
イタリア・セリエAの強豪インテルのデンマーク代表MFクリスチャン・エリクセンは、今冬の移籍市場での放出が決定的とされているが、その移籍先は2つのクラブに絞られたとイタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」が報じている。
エリクセンは前所属のトッテナムとの契約が残り半年を切った今年1月、移籍金2000万ユーロ(約24億円)でインテルに加入。しかし、思うようにフィットできず、ジュゼッペ・マロッタCEO(最高経営責任者)はハッキリと放出の方針を話していた。
そのエリクセンについては、現在プレミアリーグで低迷しているアーセナルが獲得に乗り出す可能性が報じられていたが、ここに来てさらにもう1クラブが浮上。「カルチョメルカート・コム」によると、そのクラブはパリ・サンジェルマン(PSG)だといい、トッテナム時代にエリクセンをプレミア最高のプレーメーカーと呼ばれるほどに重用したマウリツィオ・ポチェッティーノ氏が新監督に就任したことがきかっけだとしている。
レポートによると、エリクセンの年俸750万ユーロ(約9億円)は多くのクラブにとって負担になるため、インテルはその一部を負担して買い取りオプション、あるいは買取義務の付帯した期限付き移籍に応じる可能性もあるという。
また、可能性の低い話とした上で、プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドで今季693分間しか出場していないオランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベークを絡めた交渉が行われる場合があるとも指摘。互いに選手の評価額を設定するところからのスタートになるとしている。
今冬の移籍が確実視されるエリクセン。勝手知ったるプレミアか、それとも自身をよく知る恩師の下か、そのどちらかになる可能性が高そうだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)