【26日のJ移籍動向】“元Jリーグ得点王”の39歳FW前田遼一、J3岐阜を退団 J1清水は連日の即戦力補強

FC岐阜を退団することが決まった元日本代表FW前田遼一【写真:Getty Images】
FC岐阜を退団することが決まった元日本代表FW前田遼一【写真:Getty Images】

前田が2シーズン過ごした岐阜に別れ 「J2に昇格することを心から願っています」

 J3のFC岐阜は26日、元日本代表FW前田遼一の契約満了による退団を発表した。

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 現在39歳の前田は、2000年に暁星高からジュビロ磐田に加入すると、黄金期のチームで3年目までは思うように出場機会を得られなかったが、03年に28試合7得点をマークしてブレイク。徐々にエースとしての地位を確立すると、09年に20ゴール、10年に17ゴールを奪い2年連続でJリーグ得点王に輝いた。日本人ストライカーとして評価を高めると、日本代表でも存在感を高め、10年に就任したアルベルト・ザッケローニ監督の下では1トップの一番手として、ブラジル・ワールドカップ(W杯)アジア予選突破に貢献している。

 14年限りで15シーズンを過ごした磐田を退団すると、翌15年からFC東京に4シーズン在籍。そして19年にJ2の岐阜に加入し、今季はJ3で25試合1得点の成績だった。契約満了となった前田は、クラブを通じて「来年FC岐阜がJ2に昇格することを心から願っています。FC岐阜に関わる全ての皆様、2年間本当にどうもありがとうございました」とコメント。39歳の万能ストライカーの動向が注目される。

 またJ1の清水エスパルスは、ポルトガル1部CDサンタ・クララからブラジル人FWチアゴ・サンタナの完全移籍での加入が内定したと発表。今季の同1部リーグで得点ランキング2位タイとなる7ゴールを決めている実力者で、新たな得点源として期待を集めている。

 セレッソ大阪を2年間率いたロティーナ新監督を招聘し、低迷脱却を狙う清水。前日に加入が発表された日本代表GK権田修一に続き、連日の即戦力補強となった。

【26日発表、その他の主な移籍動向】
■サンフレッチェ広島
MF 長沼洋一(←愛媛/レンタル復帰)

■東京ヴェルディ
DF ンドカ・ボニフェイス(←水戸/完全移籍)

■ヴァンラーレ八戸
DF 赤松秀哉(←Lao Toyota F.C./完全移籍)

(FOOTBALL ZONE編集部)



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