ユーベ戦不発のミラン本田 前半に強烈ミドルも伊メディア「輝きは点滅するくらい」

2試合ぶりの出場も1-2と敗戦 「トップコンディションにない」との指摘も

 ACミランの日本代表FW本田圭佑は9日のユベントス戦で先発出場したものの、チームは本拠地で1-2と逆転負けを喫した。日本代表戦で右足を打撲して前節のアタランタ戦を欠場し、2試合ぶりの出場となったが、後半29分で交代。試合後のイタリアメディアの採点では、ホームで敗れたチームの選手としては平均的な「5.5点」が並んだ。

 ミラン専門のニュースサイト「milannews.it」では、本田を「5.5点」と採点した。「確かにアバーテと右サイドで軸を作りチームにバランスを与えた。しかし、攻撃面での存在感は希薄だった」と、攻撃に絡むプレーが少なかったことがマイナス要因とされた。

 このゲームはFWマリオ・バロテッリがスタメン出場し、ミランはバロテッリの個人的な突破やミドルシュートが目立ったものの、連動性やパスワークに欠ける試合になった。両サイドハーフである本田とMFジャコモ・ボナベントゥーラにはボールがあまり回らないゲームになったが、本田は前半33分に右サイドからカットインして強烈なミドルシュートを放っている。しかし、見せ場と言えばこのシーンくらいだった。

 サッカー情報サイト「カルチョメルカート・コム」も本田には「5.5点」の評価を与えている。

「前半にブッフォンを脅かす良いミドルシュートがあった。しかし、後半になるとそのライトは消えてしまった。守備面でもいつもほどに働けておらず、トップコンディションにない」

 

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