ミランが王者ユベントスに逆転負けで5戦未勝利 先発復帰の本田は後半途中に退く
アレックスの一撃で幸先良く先制もリードを守れず
本拠地サンシーロで王者ユベントスの強さに屈する結果になった。9日のリーグ戦で日本代表FW本田圭佑所属のACミランはユベントスと対戦。先制ゴールを挙げたもののじわじわと押し込まれ、1-2の逆転負けを喫した。本田はスタメン出場し、強烈なミドルシュートを放ったものの後半29分で交代となった。
立ち上がりは強制合宿の効果があったのか、ミランペースで試合が進んだ。前半13分にはスタメン出場となったFWマリオ・バロテッリの強烈なFKがゴール左隅を襲ったが、名手ジャンルイジ・ブッフォンがセーブ。そして同18分、そのバロテッリが蹴ったCKからDFアレックスが強烈なヘディングシュート。GKブッフォンの手を弾き飛ばしてゴールに突き刺さり、1-0とリードした。
しかしミランは、あっさりとそのリードを手放してしまう。同27分、GKブッフォンからのロングボールに対してDFアレッシオ・ロマニョーリが目測を誤ると、ユベントスFWマリオ・マンジュキッチにヘディングでつながれ、FWアルバロ・モラタがリターンパス。GKと1対1になったマンジュキッチがゴール左に冷静に決め、1-1の同点となった。
FWバロテッリがボールを引き出しては個人プレーを繰り返したこともあり、本田やMFジャコモ・ボナベントゥーラにはなかなかボールが回らない展開に。その中でも同33分、右サイドでボールを受けた本田は中央へカットインすると強烈な左足ミドルを放った。ボールはGKブッフォンの正面をついたが、見せ場となるシーンだった。前半はこのまま1-1で折り返した。
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