ACミランのポジション争いが激化も本田の先発確率は「80%」とトップ評価 「右ウイングで周囲を納得させている」

指揮官の信頼が厚いエルシャラウィは負傷欠場か

 

 対抗は同じく移籍市場閉幕直前にアタランタから加入したMFジャコモ・ボナべントゥーラ。セントラルミッドフィルダーとしての期待も集まるが、ウイングでの先発確率は50%だ。「すべてできる選手。ボナべントゥーラは持って生まれた戦術センスとシンプルなプレーが武器ゆえに、先発の可能性がある」と報じられている。

 一方、インザーギミランの絶対的エースと期待され、左ウイングで固定されているエルシャラウィはイタリア代表期間中に受けた故障に苦しんでいるようだ。出場確率は10%。「右足首の炎症で、回復は難しい」とされ、スピードスターは欠場の可能性大だ。

 また、負傷のファラオーネ(エルシャラウィの愛称)と同じ先発確率と分析されたのはジャンパウロ・パッツィーニ。「パッツィーニはいつもこの運命だということがわかってる。彼はベンチに行く」とベンチスタートとほぼ断定的に報じられている。

 エルシャラウィが健在なら左ウイングで確実に先発するだけに、開幕戦でゴールを決めた本田とはいえ、80%の先発確率を手にできたかどうかは微妙だ。出場機会のあるうちに結果を積み重ねることが肝要と言えそうだ。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

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