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どうなるネイマールの南米選手権とリオ五輪出場!? ブラジル連盟とバルサが綱引き
休ませたいバルサ側は「どちらかの大会だけ」
今シーズンが終了すると、欧州選手権、南米選手権100周年を記念した特別大会「コパ・アメリカ・センテナリオ」、オリンピックと、サッカーの国際大会が一斉に開催される。特に、ブラジルにとっては地元開催のリオデジャネイロ五輪と、南米と北中米の16カ国が威信をかけて戦う南米選手権の特別大会は、どちらも頂点を欲する大会だ。そこで、エースとして期待されるFWネイマールに対し、ブラジル連盟と、所属のバルセロナの間で強烈な綱引きが行われているという。米「FOXスポーツ」が報じている。
ブラジル連盟は、五輪と、南米選手権の双方にネイマールを招集したい意向を明らかにしている。とはいえ、今季もバルセロナの一員としてUEFAチャンピオンズリーグも戦い、決勝まで戦えば5月末まで公式戦が組まれることになる。クラブ側は「休養を挟むことが重要であり、プレーはどちらかの大会だけ」という条件をブラジル連盟に対して突きつけているという。
一方で、ブラジル連盟側は「五輪と南米選手権の2つの大会において、ネイマールが頼りになる存在である」という声明を発し、あくまでも両大会への招集を求めるスタンスを明らかにしている。
サッカーのカレンダーの上では、五輪は国際Aマッチではないため、クラブ側に選手を派遣する義務がない。そのため、バルセロナのジョゼップ・バルトロメウ会長は「ブラジル連盟が要求を聞かずにあくまでも2つの大会に招集するというなら、五輪への派遣を拒否するのみだ」という姿勢を明らかにしている。
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