アーセナルの“ガラスの司令塔”が復活への第一歩 約10カ月ぶりに実戦復帰

イングランド代表にも吉報

 今年6月にフランスで4年に一度のEUROが開催される。欧州制覇を目指すイングランド代表のロイ・ホジソン監督は、ウィルシャーに信頼を寄せ、チームの心臓として起用してきただけに復活を待ち望んでいることは間違いない。イングランド代表では、7日のドルトムント戦でリバプールのMFジョーダン・ヘンダーソンがシーズン絶望となる膝の負傷を負い、戦力ダウンのピンチが訪れていた。それだけに、期待も大きくなるはずだ。

「ここに戻ってきて、そしてプレーできたことは素晴らしいね。まだファーストチームでプレーする準備は整っていないけど、フィットネス的には新たなステップだ。試合でのプレーはやはり練習とは違っていいものだね」

 先日、ナイトクラブで乱痴気騒ぎを繰り広げたとの騒動が報じられたばかりだが、負傷は順調に回復しているようだ。

 また、アーセナルにとっても、この試合は大きな希望を抱かせるものとなった。同じく負傷に倒れ、シーズン絶望と見られていたチェコ代表MFトーマス・ロシツキも復帰を果たしている。

【了】

サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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