「悲しい、悔しい」 JFA反町技術委員長、U-20&U-17W杯中止に落胆も「歩みを止めるわけには…」
U-20、U-17W杯の開催中止を受けて反町技術委員長が取材に応じる
国際サッカー連盟(FIFA)は、来年に予定されていたU-20ワールドカップ(W杯)、U-17W杯の両大会を、新型コロナウイルスの影響により中止すると発表した。これを受けて日本サッカー協会(JFA)の反町康治技術委員長がオンラインで取材に応じた。
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当初、U-20W杯は5月にペルーで、U-17W杯は10月にインドネシアで開催予定だった。FIFAの発表によると、2年に1回開催される大会は2023年に同じ開催地に引き継がれ、ペルーとインドネシアで行う。日本はU-20W杯、U-17W杯ともに2大会連続で出場中。2020年は女子のU-20W杯、U-17W杯が中止になっていたが、この新型コロナウイルスの影響により男子でも若手選手たちが世界に羽ばたく貴重な機会が失われた。
これを受けて、反町技術委員長が取材に応じた。「とんでもないクリスマスプレゼント」と世界大会の中止に落胆し、「世界の強豪と戦える2つの大会をスタッフも選手も本当に楽しみにしていた。世界にとっても日本にとっても良くない。全体を見ても悲しい、悔しいというのは間違いない事実で、コロナウイルスを憎く思っている」と残念がった。
U-19日本代表を率いる影山雅永監督とは直接話をしたというが、現状は開催日程が決まっていないものの、U-20W杯最終予選となるはずだったAFC選手権に向けて準備を進めていく予定。反町技術委員長は「これからどうするかというのはしっかり考えていかなければいけない。でも世界大会がなくなったからって歩みを止めるわけにはいかない」と、ショックは大きいとしながらも、前を向いて育成に全力を注ぐ姿勢を明らかにした。
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(FOOTBALL ZONE編集部)