FIFA、新型コロナの影響で来年開催U-20W杯・U-17W杯の中止を発表 「世界の状況が正常化されていない」
若手が世界へアピールする場も失われる
国際サッカー連盟(FIFA)は、来年に予定されていたU-20ワールドカップ(W杯)、U-17W杯の両大会を、新型コロナウイルスの影響により中止すると発表した。
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当初、U-20W杯は5月にペルーで、U-17W杯は10月にインドネシアで開催予定だった。FIFAの発表によると、2年に1回開催される大会は2023年に同じ開催地に引き継がれ、ペルーとインドネシアで行うという。
FIFAは発表において「ホスト国の協会や2021年に開催される予定の両方のトーナメントに関連する利害関係者と定期的に協議してきた。そうする中で、世界の状況が十分なレベルに正常化されていないことが明らかになった」と、現在の社会情勢での実施が困難だと判断したことを明かしている。
また、FIFAは「ホスト国の協会、およびインドネシアとペルーの当局の協力とこれまでのトーナメントの準備に感謝したい。FIFAは開催国と緊密に協力してトーナメントを成功させることを楽しみにしている」と、開催地は2023年大会に向けての言葉を発した。
日本はU-20W杯、U-17W杯ともに2大会連続で出場中。2020年は女子のU-20W杯、U-17W杯が中止になっていたが、この新型コロナウイルスの影響により男子でも若手選手たちが世界に羽ばたく貴重な機会が失われてしまった。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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