【24日のJ移籍動向】C大阪の“8番”柿谷が名古屋移籍を決断 鹿島一筋23年のGK曽ケ端は現役引退

FW柿谷曜一朗(左)とGK曽ケ端準【写真:Getty Images】
FW柿谷曜一朗(左)とGK曽ケ端準【写真:Getty Images】

柿谷&木本を放出したC大阪、オーストラリア代表FWアダム・タガートを補強

 2020シーズンのJ1リーグが閉幕してから5日が経過し、各クラブから移籍関連のリリースが出るなか、元日本代表の“大物”が新天地を求めた。

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 セレッソ大阪の下部組織出身で、通算12シーズンにわたってプレーした元日本代表FW柿谷曜一朗が、名古屋グランパスへ来季完全移籍することが発表された。エースナンバーである“8番”を背負う柿谷は、今季リーグ戦で24試合に出場してわずか1ゴール。先発出場も6試合のみと、4位でシーズンを終えたチームの中で思うような成績を残せなかった。来月3日に31歳の誕生日を迎えるなか、来季AFCチャンピオンズリーグ(CL)出場権を持つ名古屋への移籍を決断した。

 柿谷はC大阪を通じて「約25年間、セレッソ大阪に携わりプロサッカー選手としてもいろいろな経験をさせて頂きました。自分にとって家族のようなチームを離れるというのは寂しさもありますが長い間セレッソのためにとやってきたことに後悔も悔いもありません」とコメント。感謝の思いとともに新たな挑戦に臨む決断を下した。

 また名古屋は、C大阪で今季28試合に出場したDF木本恭生も“ダブル獲得”。一方のC大阪は、水原三星(韓国)からオーストラリア代表FWアダム・タガートを完全移籍で獲得している。

 そして鹿島アントラーズでも大きな動きがあった。J1リーグ歴代5位の533試合出場を誇る元日本代表GK曽ケ端準が、今季限りでの現役引退を発表。鹿島一筋23年、J1リーグ7回、リーグカップ5回、天皇杯4回を制すなど輝かしいキャリアを歩んだ“常勝軍団”の守護神が、スパイクを脱ぐ決断を下した。地元で生まれ育ち、鹿島で過ごした日々を「すべてが財産」と振り返った曽ケ端。1979年生まれの“黄金世代”が、また1人現役生活に別れを告げた。

【24日発表、その他の主な移籍動向】
■ジェフユナイテッド千葉
FW 岩崎悠人([←札幌]←湘南/期限付き移籍)
MF 福満隆貴([←C大阪]←福岡/完全移籍)

■アルビレックス新潟
DF 千葉和彦(←名古屋/完全移籍)

■京都サンガF.C.
MF 松田天馬(←湘南/完全移籍)

(FOOTBALL ZONE編集部)



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