ミランの救世主になれるか 王者ユベントス戦で18歳の新鋭レジスタが先発へ

人員不足のボランチに最終兵器投入か

 ACミランのシニシャ・ミハイロビッチ監督が9日の王者ユベントス戦で、18歳の新鋭レジスタのマヌエル・ロカテッリを先発デビューさせる可能性を明らかにした。

 主将のMFリッカルド・モントリーボはミラネッロで行われている強制合宿中に右足を負傷し、欠場となる可能性が浮上している。さらに、MFアンドレア・ベルトラッチも累積警告で出場停止と、ボランチの人員不足に陥った。指揮官は記者会見で、セリエA4連覇中の絶対王者相手に18歳の司令塔を投入させる方針を明らかにした。

「モントリーボが出られなければ、ロカテッリがプレーする。監督にもよるが、私はリスクを恐れない。彼の能力は保証済みだ。だからこそ、ピッチに私は送り出せる。私が熟知しているからこそ、このような重要な試合にデビューさせることができる。私の知っているロカテッリは問題ないと思う」

 セルビア人指揮官は今季、当時16歳だったジャンルイジ・ドンナルンマを正守護神に大抜擢。U-21フランス代表FWエムベイエ・ニアングを2トップの一角に固定し、才能を開花させるなど、若手起用で手腕を発揮している。そして今回、”鬼軍曹”はミランの下部組織育ちで、プリマベーラ(U-20)所属の最終兵器を大一番で投入しようとしている。

 

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