アンチェロッティ、7年前にファーガソン“後継者”の直接打診を断っていた 「レアルとの契約が…」
「サー・アレックスとは今も素晴らしい関係を築いている」
エバートンを率いているイタリア人のカルロ・アンチェロッティ監督は、7年前にマンチェスター・ユナイテッドの監督に就任する可能性があったという。23日に行われたカラバオ・カップのユナイテッド戦に向けた会見でアンチェロッティ監督が、オファーを断った理由を明かした。英紙「インデペンデント」が報じている。
ユベントス、ミラン、チェルシー、パリ・サンジェルマンなど、名だたるクラブで指揮を執ったアンチェロッティ監督に、“赤い悪魔”からもオファーがあったという。それは2013年のことで、サー・アレックス・ファーガソン監督が退任を決めた時だったという。
ユナイテッドで指揮を執れるチャンスは、世界中の監督にとって魅力的な話に違いない。だが、アンチェロッティ監督は、ファーガソン監督から直々に受けたオファーを断ったことを明かした。
「サー・アレックスとは、今も素晴らしい関係を築いているよ。彼が引退を決めた時、私は彼に会ったんだ。しかし、私はレアル・マドリードとの契約が合意間近だった。だから、彼が私に話をしてくれたことには感謝した。その時が唯一であり、それ以外に(ユナイテッドを指揮する)機会は訪れていないよ」
その後、ユナイテッドはデイビッド・モイーズ監督を招聘したものの、チームは低迷。ジョゼ・モウリーニョ監督もチームを建て直しきれないまま、現在はオレ・グンナー・スールシャール監督が率いることとなった。7年前にアンチェロッティ監督がユナイテッドを率いていたら、歴史は大きく変わっていたかもしれない。
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(FOOTBALL ZONE編集部)
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