古巣アトレチコ帰還も噂されるコスタ　中国クラブが獲得を検討か

　チェルシーのスペイン代表FWジエゴ・コスタは念願のアトレチコ・マドリード復帰が叶わない場合、”爆買い”でトッププレイヤーを買い漁っている中国リーグに7000万ポンド（約107億円）という衝撃の金額で移籍する可能性が浮上している。英地元紙「デイリー・テレグラフ」が報じている。

　コスタは古巣アトレチコへの復帰を熱望しているとレポートされている。現在イタリア代表のアントニオ・コンテ監督が来季チェルシーの監督に就任するが、コスタのマドリード帰還願望は消えていないという。

　一方、アトレチコ側もかつてのエースストライカー復帰に前向きな方針を示している。ディエゴ・シメオネ監督も補強の優先順位のナンバーワンにコスタを挙げているというが、チェルシー側の要求する移籍金を支払えるかどうかは不明だという。パリ・サンジェルマンも獲得に興味を示すなか、中国クラブが7000万ポンドの移籍金で獲得を検討しているという。

　コスタは今季、週給18万5000ポンド（約2830万円）を手にしているが、中国側は2倍の給料を準備していると見られている。チェルシー側はピッチ上で暴君と化す問題児ストライカーを、来季以降にUEFAチャンピオンズリーグで対戦する可能性のあるアトレチコに戻すよりも、中国に高値で売却することを選択する可能性が高いとレポートされている。