インテルCEO、エリクセン放出の方針明言 「他の場所でプレーする機会を与える」

インテルのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン【写真:Getty Images】
インテルのデンマーク代表MFクリスティアン・エリクセン【写真:Getty Images】

1年前にトッテナムから獲得も…「機能していない選手であり、獲得に問題があった」

 イタリア・セリエAの強豪インテルで最高経営責任者(CEO)を務めるジュゼッペ・マロッタ氏が、冬の移籍市場でデンマーク代表MFクリスチャン・エリクセンの放出先を探すと明言した。

 インテルは現地時間23日のリーグ戦でヴェローナに2-1で勝利を収め、2020年の最終戦を終えた。リーグ戦では首位ACミランに勝ち点1差の2位と好成績を残しているが、1月に開く冬の移籍市場について、衛星放送「スカイ・スポーツ」でマロッタGMが言及している。

「戦略の概要を説明したい。興味のない名前をたくさん(メディアで)読むこともあるが、今から1月31日まではまだたくさんの名前が聞こえてくるだろう。もっとプレーしたい選手がいると理解しているので、移籍市場で喜ばせるように努める。エリクセンはその1人だ。罰ではないが機能していない選手であり、獲得に問題があった。彼に他の場所でプレーする機会を与えるのは正しいことだ」

 エリクセンは約1年前の移籍市場で移籍金と年俸のトータルで2700万ユーロ(約32億4000万円)ほどのコストをかけ、契約満了まで半年の時点でイングランド・プレミアリーグのトッテナムから獲得していたが、マロッタGMはそれをハッキリと「失敗である」と認めた形になる。

 エリクセンについてはプレミアリーグのアーセナルなどが獲得に動いているとの報道もあるが、少なくともインテル側に引き留める意思がないということは明確になった。プレミアリーグ屈指のプレーメーカーとして高い評価を得ていたエリクセンは、1月に新天地を見つけることになりそうだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)



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