「日本から6000マイルも離れた場所で…」 南野が直面した苦労を英紙強調「大変だっただろう」
クリスタル・パレス戦で南野が待望のプレミア初ゴール「必死に渇望していたビッグチャンスの到来」
リバプールの日本代表MF南野拓実は、19日のプレミアリーグ第14節クリスタル・パレス戦で先制点となるリーグ初ゴールを決め、7-0の圧勝劇に貢献した。英メディアは「南野が必死に渇望していたビッグチャンスの到来」と見出しを打ち、南野がリバプールで直面した苦労を振り返っている。
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4試合ぶりの先発を飾った南野は、エースのエジプト代表FWモハメド・サラーに代わって3トップの一角に入ると、開始早々の前半3分、ペナルティーエリア右でボールを収めたマネがゴール前へ横パス。構えていた南野がキックフェイントで相手DFをかわすと、そのまま右足でゴール左隅へと流し込み、待望のプレミア初ゴールを記録した。
巡ってきたアピールの場で目に見える結果を残してみせた日本人アタッカーに対し、英地元紙「リバプール・エコー」は「リバプールへの移籍後、南野が必死に渇望していたビッグチャンスの到来」と見出しを打ち、プレミア初ゴールを受けて「これまでで最大の一歩を踏み出した」と取り上げている。
加入して間もないタイミングで新型コロナウイルスの感染拡大によりリーグの中断が余儀無くされ、チームへの適応に励む南野にとって難しい時期を強いられることになった。記事でも「英語を話すことができないなか、家族のいる日本から6000マイルも離れた場所で住み、都心のアパートに1人で過ごすのは、さぞかし大変だっただろう」と指摘している。
リバプールへの加入が決まってちょうど1年でプレミア初ゴールを手にしたが、「獲得した意義を示す最高のチャンスが到来している」と、南野が正真正銘のスタートを切ったと強調。ここから年末年始に向け過密日程が控えているが、勢いを切らすことのなくアピールを強めて行きたいところだ。