「スペースを与えすぎ」 右SBで先発の吉田麻也、伊メディアから手厳しい評価「攻撃参加はほとんどない」
吉田麻也は右サイドバックで先発出場も2-3で敗れる
イタリア・セリエAのサンプドリアに所属の日本代表DF吉田麻也は、23日のサッスオーロ戦にスタメン出場したもののチームは2-3で敗れた。慣れない右サイドバックで出場の吉田に、イタリアメディアの評価は厳しかった。
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この試合でサンプドリアは最終ラインに欠場者が出たことで、クラウディオ・ラニエリ監督は吉田の右サイドバック起用に踏み切った。後半10分には敵陣で吉田のワンタッチパスからFWファビオ・クアリアレッラがゴールで1-1とする場面もあったが、チームは直後に2失点して吉田は交代になった。
イタリアのサッカー専門メディア「カルチョメルカート・コム」は吉田を「5点」として「トラオレに対するマークにルーズさがあった。彼はサイドバックではないので、攻撃参加はほとんどない。カウンターアタックにゲスト参加したくらいだった。クアリアレッラにパスを渡してゴールの場面があったが、あまりにも少なかった」と評価した。
また、サッカー専門サイト「トゥットメルカートウェブ・コム」では吉田を「5点」として「ベレシンスキとフェラーリの欠場で右サイドバックを務めた。彼はサイドバックではないので、スペースを与え過ぎた。ポジティブな記録はクアリアレッラにパスを渡したこと」とされた。
いずれにしても、サイドバックの選手ではないということがプレーからは明らかだったという評価だった。ここ数試合ではスタメン落ちが続いている吉田にとってキッカケになることが望まれた試合だったが、やはりセンターバックでのレギュラー奪還を狙うことが最重要課題だといえそうだ。
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