リバプール主将が左膝負傷で今季絶望 英代表として6月のEURO出場に暗雲
ELドルトムント戦の前半に負傷したヘンダーソンが左膝靭帯損傷と診断
リバプールのイングランド代表MFジョーダン・ヘンダーソンは7日のUEFAヨーロッパリーグ(EL)準々決勝第1戦のドルトムント戦で左膝を負傷し、前半限りでピッチを後にした。英地元紙「ガーディアン」によれば、25歳のヘンダーソンは左膝の外側側副靱帯の損傷で、6週間から8週間の離脱になるという。
これにより、ヘンダーソンは残りのシーズン、全ての試合を欠場する見込みとなった。さらに、6月10日から始まる欧州選手権(EURO)への出場も厳しくなってしまった。
ユルゲン・クロップ監督は、敵地での戦いでアウェーゴールも奪うなど善戦したドルトムント戦後に、「残念なことはヘンド(へンダーソン)のことだ。膝の故障だ。状況は良くない。悪いニュースだよ」と語っていた。頼れる主将の離脱には頭を抱えるしかないだろう。
ヘンダーソンは、昨夏に米MLSのLAギャラクシーへと移籍したスティーブン・ジェラードからキャプテンの座を引き継ぐなど、期待を集めるセンターハーフ。EL4強進出に邁進するリバプールにとってはもちろん、3月の親善試合で世界王者ドイツ相手に3-2と勝利を収めるなど、EUROでの期待が高まっているイングランド代表にとっても大打撃となりかねないだろう。
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サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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