「日本サッカー界を…」 アフリカ人初のJ1MVPオルンガを地元メディアが称賛「格別なシーズン」
柏FWオルンガはアフリカ出身選手として初めてMVPを獲得
柏レイソルのケニア代表FWオルンガは、22日に行われたJリーグアウォーズで今季のMVPに輝いた。得点王、ベストイレブンと合わせての“トリプル”受賞。アフリカ出身選手として得点王はパトリック・エムボマ(1997年)、ピーター・ウタカ(2016年)に続く3人目で、MVP獲得は初めての快挙となった。
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オルンガは2018年夏に柏に加入すると、その年にはJ2降格となったが、昨年は30試合27得点し、最終節の京都サンガF.C.戦には1試合8得点という偉業を達成。今季は、規格外のフィジカル能力を見せながら32試合で28点をマークして、2位のエヴェラウド(鹿島アントラーズ)に10点差をつける圧倒的な独走での得点王獲得となった。
その活躍によりリーグMVPの受賞となり、Jリーグ歴代の外国人FWでも“最強クラス”との呼び声も高い。これにアフリカのニュース専門放送局「アフリカ・ニュース」は「ケニア人のマイケル・オルンガは日本サッカー界を飛び越えた」と見出しを打って、「日出ずる国で最高のサッカー選手に選ばれた。オルンガは彼のクラブである柏レイソルで28ゴールを挙げて得点王を獲得。だが、彼の野心は象徴的となる30ゴールに到達することはできなかった。それでも、格別なシーズンを過ごした」と称賛した。
Jリーグで圧倒的な存在感を発揮したオルンガ。来季もJ1の他クラブを恐怖に陥れる得点力を見せつけそうだ。
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